なすの極旨ステーキ
こんにちは。ヒッサンです。
通年販売される野菜が多くなってきた今でも、少しの時期しかお店に並ばない野菜もありますよね。
そういうのを見かけるたびに、色んな組み合わせや調理を試してみたくてたまらなくなるんです!
さて今回は、長なすのお仲間、米なすを使った「米なすのステーキ 梅肉ソースかけ」のレシピを紹介します。
このレシピは、ナスを使った料理の中でも特にお気に入りの一品なんですが、これがまたびっくりするくらい美味しいんですよ!
米なすというのは、ナスの品種の1つで、こんな感じの形をしています。
丸っこくて短いのが特徴的ですね。丸なすにも似ていますが、ヘタが緑色のものが米ナスです。
普通のナスに比べて、旬の時期でも皮が厚めな米なすは、加熱してあげることで果肉がとろっととろけるほど柔らかく、しかもジューシーになり、焼き付けてあげれば皮も香ばしく仕上がるんです。
だからこそ!「ステーキ」にしちゃうのがおすすめ!!
大きく輪切りにして断面積を増やし、火の通りをよくしたら、多めの小麦粉をまぶして、じっくりと焼き上げましょう。
なすのうま味がこれでもかと溢れる、極上ステーキになりますよ~!
さあそれでは、今回の詳しいレシピを見ていきましょー!
米なすのステーキ 梅肉ソースかけ
材料です。(2人分)
・米ナス 1個
・小麦粉 大さじ5ほど。多めに。
・サラダ油 大さじ3~4。
<梅肉ソース用>
・梅干し 大きめのものを4~5個ほど
・みりん 小さじ2
・酢 小さじ2
・めんつゆ 小さじ2
以上です。
作り方
①:梅肉ソースを作る
ステーキは簡単に出来上がるので、先に梅肉ソースを作っておきましょう。
梅干しはタネを除いたら、包丁で良く叩いてペースト状にしておきます。
その後、梅肉ソース用の調味料とよく混ぜ合わせましょう。
これで出来上がり。
②:米なすを切る
米なすはヘタを取ったら、4~5㎝くらいで分厚く切っていきましょう。
厚さがある方がジューシーでおいしいですよ~。
火の通りをよくするために、片面に2㎝ほどの深さで、端から端まで十字に切り込みを入れておきましょう。
切り込みを入れたら、両面に塩をひとつまみ振っておき、1分ほど置いておきましょう。
水分と一緒にアクを抜き、雑味を取り除きます。
③:フライパンで焼いていく(弱火⇒弱めの中火)
焼く直前になったら、米なすの両面に小麦粉をたっぷりまぶしましょう。
小麦粉が少ないと油を吸いすぎてしまうので、「たっぷり」が大事!
両面にまんべんなくまぶしましょう。
小麦粉を付けたら、サラダ油大さじ3~4をひいて弱火で熱したフライパンで焼いていきましょう。
たっぷりの油で揚げるように焼いていくのがポイント!
火が強いと小麦粉だけがすぐに焦げてしまうので、弱火でじっくり焼きます。
焼き色が付いたらひっくり返します。
ひっくり返したら、少し火を強めてフタをし、1分ほど蒸し焼きにしましょう。
蒸し焼きにし終わり、菜箸で掴むとギュッと形が変わるくらい身が柔らかくなったら十分火は通っています。
最後にもう一度ひっくり返して焼き付けたら、完成!
実食!
とろとろジューシーでなすがうんまいッ!!!
果肉はとろっとろでうま味たっぷり!口の中でとろけるように消えていきます。
対して、皮は香ばしくて、噛むほどにうま味がしみ出すんです!これがまた美味い!
酸味のある梅肉ソースと一緒に食べることで、爽やかで食べやすいながらもジューシーさと濃厚な旨味があって、これぞまさしく極上!!
ビールとか飲みながら食べたい!(笑)
いやはや、米なすおそるべし。
分厚く切って、贅沢に食べられるところがまた食欲をそそりますね~!
ただ焼いただけではあるけれど、ここまで美味しくなっちゃうのが「米なす」なんです。ホントにおすすめ!
暑くなって、夏野菜が真っ盛りを迎え始める時期。
個性的で魅力的な野菜が多い夏野菜ですが、中でも「米なすのステーキ」は外せません!
簡単な手順で作れて、とっても美味しいので、ぜひ作ってみてくださいね!
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