こんにちは。ヒッサンです。
今回は、お肉を入れずに、野菜だけで作るラグーパスタのレシピです。
「ラグー」とは、煮込み料理や、トマトソースを指す言葉で、ラグーパスタといえば、まあトマトソースパスタとほぼ同じだと思います。
今回は、そのラグーパスタのソースを野菜だけで作ります!
野菜だけだと、なんだか味気ない気がしますか?そんなことありません!
しっかりと野菜のうま味を引き出してやれば、お肉にも負けない味が出ます。
その味を引き出すうえで重要なのが、「ソフリット」です。
なんだそれ?と、思う人も多いですよね。まずは、そこから解説していきましょう!
野菜の凝縮したうま味「ソフリット」
上の写真は、みじん切りにした、玉ねぎ、セロリ、ニンジンをじっくり炒めているところなんですが、これがまさにソフリットなんです!
野菜をオリーブオイルなんかで弱火でじっくりと炒めていくんです。
そうすると、徐々に水分が抜けて色づいてくる。上の写真みたいに。
「焦がす」のではなく、「色を付ける」ってところも重要ですよ!
焦がさないように丁寧にじっくり炒めてあげることで、野菜の甘味とうま味がグゥーッと凝縮されます。これがソフリットです!
イタリアンや、フレンチでは味のベースとして使われています。
こうやって食材の味をしっかり引き出してあげることで、調味料なんてほとんどいらなくなるんですよ!
それを踏まえたうえで、今回のレシピといきましょう!

野菜づくしのラグーパスタ
材料です。(1人分)
・スパゲティ 80g
・塩(ゆで汁用) ゆで汁に対して1,5%
・玉ねぎ 1/4個
・セロリ 30g
・ニンジン 1/3本
・オリーブオイル 大さじ1
・ニンニク 1片
・トマト 1個
・水 大さじ3
・塩 少々
・しょうゆ 小さじ1/3
以上です。
作り方
①:玉ねぎ、セロリ、ニンジンをみじん切りにする
野菜をみじん切りのしましょう!
とにかく細かく!ここはちょっと省きますよー(笑)
玉ねぎ!
ニンジン!
セロリ!セロリについては、手や包丁の腹などで先に叩いてつぶしてからみじん切りにすると、繊維が壊れて、さらにgoodです!
②:トマトは乱切りにする
トマトは少し形を残して乱切りにしましょう。
まず、ヘタをくり抜きます。
そして、適当に乱切りに。
③:ニンニクから香りを出す(強火⇒弱火)
ニンニクは、手や包丁の腹でつぶして皮をむき、フライパンにニンニクとオリーブオイル大さじ1を入れます。初めは強火で、ニンニクから泡が出てきたら弱火にして、じっくりと香りを引き出しましょう。
きつね色に色づき、箸がスッと通るようになったら、取り出しましょう!
④:ソフリットを作る(弱火)
フライパンにトマト以外の野菜を入れ、ソフリットを作ります。
あまりいじらず、じっくりと火を通しましょう。
下の写真くらいになったらOK!2~3分はかかりますよ。
このあたりでパスタを茹で始めましょう!
⑤:トマト、水を加える(中火)
ソフリットができたら、少し火を強めてトマトを加えます。
全体を混ぜながら、トマトの形が崩れてきたら、水大さじ3を加えましょう。
トマトがよく熟れていなくて、色が薄く感じるようなら、トマトジュースやホールトマト(分量外)を加えるとよいです!
⑥:塩、しょうゆを加え煮詰める(中火⇒強火)
水を加えたら、塩少々、しょうゆ小さじ1/3を加えます。
この写真は光の当たり加減もあってすっごく赤いですが、ここまで赤くならなくてもいいと思います…(笑)
加えたら、強火にして水分を飛ばしていきましょう!
このくらいになったらOK!
茹でたパスタの上に盛って完成です!
実食!
野菜がいい味出してる!
レシピを見ればわかると思いますが、調味料といえる調味料は、塩少々としょうゆ小さじ1/3のみです。それでもしっかりと深みのある味があってとてもおいしいですよ!
ソフリットに限らず、食材の味をしっかりと引き出してやる調理ができると、料理はさらにおいしく、楽しくなると思いますよ!
あと、調味料があんまり減らなくなる(笑)
というわけで、みなさんもぜひ実践してみてください!
それでは、また次回!